じぶんにしかだせないおと!


幼稚園の合奏練習はまだ3回目。

年長の成長にびっくりした。
とっ散らかっていた音達が真ん中に
まとまってきた。


ただやればいいんでしょ!で出る音。
リズムあってるよ!と出る音。
出来てるもん!と出す音。
簡単だよ!と出す音。
目立つ大きな音で出す音。
間違ってるかも、、、と自信なく出す音。

そんな音をいくつかの楽器でやって見せた。
子どもたちは笑ってみていた。

そして、今度は
自分はこんな音を出すんだ。
誰よりも響くいい音出すんだ。
ここは嬉しい音にするんだ。
ここはひとりぼっちでさみしい音なんだ。
今度は、怒っている音だ!
あ!ゴジラがやってきた!音。
猫が鳴いてるんだ。猫の鳴き声にするぞ。
あ!猫が怒っている。。。

そんな音も続けてやってみせた。

すると子供達は、
音が違う!...っていうことに気づいて
違う!違う!ぜんぜん違う!と言いだした。


「音」は、皆んなの気持ち、想いがのって、はじめて「音楽」になっていくんだよ〜、と
話した...。

気持ちや想いがのってない音は、
ただの雑音...たまたま、ぶつかってしまった音なんだ、と。




...ちょいと、難しい話かもしれないけど、
こちらが、真剣に話しをすると
よく聴いてくれる。

そのあとで、
合奏したら、その変わりようで
伝わったかどうかは、すぐわかる!

子どもたち自ら、
音がかわったことに気づいていく。


そして、
それぞれが演奏する目の前の楽器のことを、大好き!になる。
その楽器で
自分しか出ない音!なんだ!と、
気づかせると、それはもう!
いい響きにしかならないにきまっている。

だから
合奏が楽しくなる。d(^_^o)




世の中の今の状況...
子どもたちと練習が無事に出来て
本番が無事迎えられることを祈るばかり。
子どもたちから、
この瞬間を奪わないで欲しい!と切に願う。









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このページは、bellが2022年1月31日 17:29に書いたブログ記事です。

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