音旅日記~市ヶ谷編

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二日間にわたる長丁場の音楽会が今年も終了した。

今年は、今までに比べ、出演者ひとりひとりの意識が少~し変わったように感じた。

なんとか、無事に進行することが出来、ホッと。

以前、
「コンサート…というのは、
不思議と、観客が多いと「いいコンサート」観客がチラホラだと「イマイチなコンサート」と、評価されてしまうことが、常なんだよ。」…と聞いたことがある。

今回は、ほぼ満席!

……いいコンサート。。。


今回は1日目から、緊張感漂う、いわゆるコンサートの空気感がありました。

また夏のセミナーから今回までに、演奏がガラリと変わられた方々もいらしてびっくりいたしました。
相変わらずのモードでのぞんだ方も、今回のそんなモードの中に身をおいていたら、きっと!自分ももっと練習しなければ!!!とあらためて感じられたかもしれないな、と思います。
それぞれが、とにかく出来うる限りの時間を個々の楽曲の練習に注いで行く、、その結果こそが、結局はその楽器の普及につながって行くことになるのでは…と思った。

今回その口火をきった二日間だったのではないかな、と思いました。


そして、あらためて思うことは、
リハーサルかと。これは、もうずっと前からの課題かと思いますが。

6分足らずのリハーサルで、
人前で演奏し、聞いていただける演奏をすること自体、無理なことと思うわけで。

「ヨーイドン!」でスタートしてはい!「ゴール!」…よく出来ました。…の練習。

……これでは、あまりにも悲しすぎるし。
アンサンブルをしている!意識も生まれるはずもなく。


アンサンブルをするにおいて、個々に綿密な打ち合わせをもっと出来れば、、とつくづく思う次第。

何と言っても、最終的には
その楽器を通して「音楽!」を演奏しているわけですから!!!
「音楽!」を、その「楽器」をとおして「表現」しているわけですから!!!
しかも、
目指しているところが、
「コンサート」であり、、そして何よりその楽器を普及していく…

…ならば、これは
当たり前、当然の事かと思うわけです。





自分自身をふりかえり、
やはり、何回やっても本番は、こわいもの、魔物が住んでいるのか…と思うほどです。
今回も、二日間、緊張感の中、
時折、押し寄せてくるワナワナ感に情けなくなる瞬間がありました。まだまだ未熟なことに気づかされ、もっと修行し続けなければ、と感じた。

やり続ける課題があり、、、
やれる環境が許されているなら、、、
感謝の心をもって取り組んでいきたい、とつくづく思った。








写メ…ゲネプロ。

コメント(1)

ありがとうございました。
今回、自分の演奏は甚だ不満足でしたが、終った後、何か得したような楽しい気分になりました。 不思議な感覚
ステージには矢張り、魔物がいますね。 でも、ひょっとしたら 居ないと困る奴かも。そこでこれからは、魔物と対話をしようと思います。 「魔物君、お前は何者だ?」「ウン? 俺はお前なんだ」「なんだと。お前は俺だって?」「そうさ。俺はお前で、お前は俺なんだ」  何だか混乱してきたので、この辺で。  感謝!感謝!

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このページは、bellが2015年9月 7日 16:12に書いたブログ記事です。

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